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 2012年1月からインドネシアから横浜に本帰国して暮らしています。パパ、小4のハル10歳、小2のネネ8歳、ナナ6歳の5人家族です。  04年から07年まで過ごしたケニア・ナイロビ生活、08年から11年末ジャカルタ生活。  ポレポレ&ティダ・アパアパに生活しています。                                        『記事のタイトルをクリックして、コメントを送っていただけたら、嬉しいです』
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 インドネシアの健康食品「テンペ」にハマっている私に、お手伝いさんのムナさんが作ってくれたのが、「オレッテンペ」です。
 
 「サンバルゴレンテンペ」とも言うらしいのですが、スラバヤ出身のムナさんは、オレッテンペと呼んでいます。

 びっくりするくらい、たくさんの唐辛子を入れますが、蜂蜜のように甘いケチャップマニスのお陰で、甘辛くて、本当においしいです。

 辛いのが苦手な私も、どんどん食べてしまいます。冷たいご飯と一緒に食べて、ヒリヒリ舌を冷やしながら食べるのが大好きです。

 一年中暑いインドネシアには、ものすごく辛いか、ものすごく甘い食べ物が多いようです。

 夫も私も、もともと辛いのが全然ダメだったのですが、インドネシアに赴任して以来、時々パンチの利いた、辛いインドネシア料理が食べたくなりはじめているので、不思議なものです。

「ムナさんのオレッテンペ」のレシピをご紹介します。 

◎用意するもの

・テンペ
・三種類のチャベ(唐辛子)・・・チャベメラー チャベラウェ、チャベイチュ
・バワンメラー(小さい紫玉葱)
・バワンプティ(にんにく)
・ケチャップマニスまたはケチャップABC・・・大豆からできた、ものすごく甘いしょうゆ
・塩

◎調理方法

 1、テンペを細長く切って、油でゆっくり、こんがり揚げます。
 2、5mm位の細切りにした、唐辛子と薄切り紫玉葱とニンニクを炒めます。
 3、揚げたテンペを“2”に加えて、ケチャップマニスと塩で味を調えます。
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 インドネシアの地元料理は本当にいろんな種類があり、いずれも日本人好みの味なので、我が家は大喜びです。初めて見る食べ物がたくさんあって、どれからチャレンジしようか、と迷ってしまいます。
 
 友人から「チーズのような味がほんのりして、お菓子のようで美味しいよ」と勧められたのが「テンペ」です。

 調べてみると、私は知りませんでしたが、日本でもずいぶん前から健康食品として、ひそかにブームになっているようでした。

 テンペは大豆を発酵させた食べ物で、ふわふわした白い菌糸が覆います。でも、納豆のような粘りや臭みはなく、大豆同士がしっかりとくっつき、一つの塊になったのがテンペです。

 伝統市場で買うと、500gで6000ルピア(日本円で55円位)です。ジャカルタの日本食スーパーで買うと、その2倍の値段です。ネットで調べると、日本では500gで1000円前後のようなので、約20倍でしょうか・・・。

 一番ポピュラーで簡単なのが、「ゴレンテンペ(揚げテンペ)」(写真右)です。

 好きな大きさに切って、味が染みるように中央に包丁で傷をつけ、水と塩、すりおろしたニンニクを混ぜたものに浸して、素揚げします。
 ジュワ~っと油がはねるのが、少し怖いですが、じっくりと揚げるとカリッと大豆が香ばしくて、中はチーズのようにやわらかくて、とーってもおいしいです。そのまま食べても、わさび醤油で食べてもイケます!

 コレステロールが気になる夫には嬉しい発見ですし、私も大豆の美肌効果に大期待!

 ただ残念なのは、いくら濃い味付けをしても、子供達はテンペのほんのりとした酸味に気付いて食べてくれないことです。 「お肉と同じくらい栄養があるんだから、食べなさい」と長男ハルに説得したら、「じゃあ、ぼくは肉をたくさん食べるよ」と言われ、返事に困ってしまいました。

 安くて、栄養満点、しかも美味しいテンペ。これで家計は大助かり!と思ったのに・・・

(写真左は伝統市場のテンペ屋さん。好きなサイズを切り売りしてくれます。)
 

 伝統市場で買ったものです。全部で300円ほどでした。
アボガド、トマト、もやし、にんにく、テンペ(大豆を発酵させた食品)、クミリ(キャンドルナッツ)、小さな紫玉葱、三種類のトウガラシ、にら、カチャン(長いインゲンのよう。全長約40cm)、チンゲン菜、お菓子いろいろ・・・。

 アボガド10円、もやし一袋10円、お菓子も一個10円といった感じで、びっくり格安で新鮮です。

 インドネシア人のお友達が「お菓子は、カビをよーくチェックしてから食べるのよ」と忠告してくれました。なるほどお菓子には製造年月日なんて、どこにも書いてありません(苦笑)



 ジャカルタのアパートは家具つきのタイプが多いです。私たちが住むアパートメントにも、生活に必要な家具、電化製品、ベットシーツ、掛け時計まで何でも備えてあり、入居後すぐに快適な生活ができる状態でした。

 日本から送った荷物は船便で約1か月かかると言われていたので、心配していたのですが、家族全員大満足でした。

 ただ1つ困ったのは意外にも包丁でした。刃がギザギザの包丁が3セット。見た目はかっこいいのですが、使ってみると、刃が薄っぺらで、まったく力が伝わりません。

 さらに、のこぎりのように前後に動かさないと、お野菜も切れないのです。全く使い物にならない役立たずな包丁のくせに、パッケージには堂々と「Never needs sharpening」(研ぐ必要なし)とか記されていました。

 これはまずい、一刻も早く包丁を調達しなければ・・と、ジャカルタ中心部の高級モール、プラザ・インドネシア地下のFOOD HaLLへ! 

 インドネシアは、英語が片言でもしゃべれる人がすごく少なくて、高級モールでも、余り英語が通じません。私はまだインドネシア語ができないので、店員のお姉さんに英語で「ナイフはどこですか?」と尋ねると、なぜか紙ナプキンのところに連れて行かれました・・・。
  
 手で野菜を切るようなジェスチャーを何度も繰り返した苦労の末、なんとか、ドイツの有名なヘンケル社の包丁コーナーにたどり着きました。

 ついに包丁購入! しかし、ヘンケルの双子マークは高くて、406,000ルピア(日本円で約4,060円)もしました。それでも、半解凍のお肉もするりと切れる優れものです!

 何かと苦労は多いのですが、ジャカルタでは今や、生活に必要なものは大体、何でも手に入るようです。

 ちなみに先日、冷蔵庫がもう一杯なので、アパートメントの管理事務所に「冷蔵庫、もう1つほしいんだけど」と言うと、翌日すぐに持ってきてくれました。家具付きアパートメントのタイプは、余っている家具があればすぐに回してくれるので、本当に便利です。包丁も頼めばよかったかな・・・?


 

 
 私たちが住むアパートのすぐ裏手に地元のパサール(市場)があります。

  パサールは1日中やっているのですが、新鮮なお野菜やお魚などは早朝のうちに売り切れてしまうそうで、なんと朝の5:30に、お友達と待ち合わせして行ってきました。イスラムの国はみんな早起きらしいのです。朝4時からモスクでコーランが流れますし・・・。

 アパート裏口の警備員さんに「スラマット パギー!(おはよう)」と挨拶して、一歩外に出ると、なんとも言えない開放感があります。気持よくて、両手をぐんと伸ばして、グルングルン回してしまいました。

 人口1000万人以上のジャカルタは完全な車社会で、普段は車で外出します。そのせいか、たまに徒歩でアパートの敷地から出るだけでも「幸せ」を感じます。
 
 まだ薄暗い市場は、お魚の匂いと、甘酸っぱい果物の匂いでごちゃまぜになっています。私は市場に行くと、なぜか自分がものすごくお料理上手になったような錯覚にいつも陥り、見栄を張って、いっぱい買ってしまいます。 

 新鮮で、大きなスーパーの半額以下で買える地元の市場はとっても魅力的です。でも、正直なところ眠かったです。楽しい、眠い。楽しい、眠い・・・の繰り返し(笑)

 ちなみに、アパートの各家庭の住み込みのお手伝いさん達も裏の市場で食材を調達したりしているようです。我が家のムナさんのように通いのお手伝いさんも日本円で30円ほどのランチを買うために重宝しているようです。

 
 
 

 インドネシアは意外にも、インスタントラーメンがおいしいです。 INDOMIE(ラーメン、焼きそば共に)という商品が有名で、1個わずか1550ルピア(日本円で約15円)です。

 このINDOMIEの袋には「田舎から都会まで・・・」とキャッチフレーズがあるぐらい、インドネシア中で大人気の「庶民の食べ物」のようです。地域の好みの味で、各地方版のラーメンも作っているそうで、たくさんの種類があります。

 複雑なスパイスの味は、日本のインスタントラーメンにない、ご馳走スープとも言える美味しさ。嫌みなスパイスの味は全くしないので、日本人の口にも合うと思います。

 我が家は日本から引っ越しの際、たっぷりと日本のインスタント・ラーメンを買って持ってきました。ケニアのとき、日本のラーメンが全く食べられず、インスタント・ラーメンがもの凄い貴重品になった記憶のせいなのですが(笑)。

 それが、まだ家の食材庫にたくさんスタンバイしている状態なのに、どんどんインドミーを買って食べてしまうほど、家族全員に大好評です。



 巨大津波が起きて16万人以上が死亡したインドネシア北西端のアチェ州。
この津波のニュースを聞いたのは4年前で、私達はナイロビにいました。当時、インド洋を挟んで反対側になるケニア東部の沿岸部にも、津波が押し寄せて、漁師らが行方不明になりました。余り知られてませんけど。

 最近、アチェに出張に行った夫は、街がすごく復興していて、もし津波被害の話を知らない人が行ったら、4年前の大災害に気付かない程だ、と話しています。

 アチェのお土産は、5才の長女ネネと3才の二女ナナには、刺繍をほどこしたバック。コロンとした可愛い形です。 コットン生地で、カジュアルなようですが、刺繍はおしゃれに凝った、大人っぽい雰囲気なので、お洒落着にも合うと思います。

 バックの中も小物入れにポケットがあり、とても仕立てが良いのです。夫はニコニコしながら「これ、地元の店で買うと、一個200-300円位なんだよ」と得意そうに教えてくれました。

 インドネシアのお土産物は、値段の割に仕立てや出来が良いような気がします。

 それから、コーヒー好きの私には、アチェのコーヒー。「味が濃くて美味しいよ」と現地から電話で興奮気味に話していた夫は、地元で有名なカフェのコーヒーを、10袋も(250gで150円位)買ってきました。

 「せっかくだから、今すぐ飲もうよー」と、すぐ2人で飲んでみました。 その味の濃さにはびっくり。
 
 注意深く、もう一度、香りをかいでみました。たばこの煙に似ている気がします。豆をローストした香りとも違ったような、何かの葉を燻したような香りが感じられました。

 「ねー、これ、煙草の匂いがするね」と聞いてみたら、夫は「煙草が入っているかは分からないけど、アチェでは大麻をスパイスのように食品やコーヒーに入れてるっていう噂はあるよ」とさらりと言うので、、2度びっくり。

 アチェのコーヒーはインドネシアでも有名ですが、好みが分かれるかもしれません。好物という人も多いですが、私にはあの煙草っぽい匂いが駄目でした。
  

 子供達の冬休みの最後の日曜日なのに、ニューギニア島でマグニチュード7・6の地震が起きたため、またも夫は仕事にかかりっきりになりました。

 インドネシアは日本以上の地震大国で、ほぼ連日、マグニチュード5以上の地震がどこかで起きています。

 子供達を連れて、ジャカルタ市内の国立博物館へ行ってみました。入場料はなんと、大人750ルピア(7円)、子供250ルピア(2円)という安さ。

 ヒンズー教、仏教、イスラム教の影響を受けた彫像や巨大な石像の迫力には圧倒されます。ジャワ原人の頭がい骨レプリカや古い陶磁器など貴重な品々をみることもできます。 

 うれしいのは、ジャカルタ在住の日本人女性たちがボランティアで日本語ガイドもしてくれることです。一つ一つ丁寧に説明してもらうので、理解と興味も深まります。

 ちなみに、この日のガイドさんは、7歳の長男ハルの小学校のお友達のお母さんでした。ご主人の赴任に付き添って海外に滞在する奥さまの中には、現地でボランティア活動をする方が多くいらっしゃって、いつも感動します。

 国立博物館の後は、市内の大型ショッピング・モール「プラザ・インドネシア」のペイントコーナーに立ち寄りました。長男のハルは恐竜と火山、5才の長女ネネはお花を、3才の二女ナナはプリンセスをせっせと描いていました。 
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 ジャカルタ中心部のスナヤン地区にあるパシフィック・プレイス・モール内6Fに、キッザニア・ジャカルタがあります。日本のキッザニアと違い、予約しないでも簡単に入場できるのが嬉しいです。

 スタッフは勿論インドネシア人ですが、言葉はインドネシア語と英語が使われています。

 子供達は言葉が通じないことなんてお構いなしで、5時間の制限時間いっぱい、6つのお仕事を体験してきました。

 インドネシアならではの面白いお仕事があるのかな?と期待していたのですが、中は日本のキッザニアとほとんど同じようなお仕事ばかりで、少しガッカリ。 

 一人150,000ルピア(日本円で約1500円)の入場料にも関わらず、子守のお手伝いさんを引き連れたインドネシア人の親子が多かったのに驚かされました。インドネシアには貧しい人々も多いのですが、一方で裕福な家庭もたくさんあることに気付かされます。

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  大きなハゲコウに少しずつ忍び寄る7歳の長男ハル。ケニア以来の宿敵ハゲコウとの再会でしたが、
期待は大外れ。
 ハゲコウは静かに、長い脚でぴょんぴょんと一定の距離を保ちつつ、ゆっくりと歩いて逃げて行きました。

 私たちがケニアで「恐竜」と呼んでいたハゲコウは、アフリカハゲコウのほか、、アジア各地にも、オオハゲコウ、コハゲコウがいるんだそうです。

  

 タマンミニ・インドネシア・インダー内にあるインドネシアの野鳥園は、インドネシア東部と西部に生息する鳥を二つの園に分けていて、ごく自然な様子で観察することができます。

 三歳の二女ナナと同じくらいの背丈の鳥(写真中央)はハゲコウという鳥で、鳥というよりも、人間のお爺さんみたいでした。とくに後姿は、哀愁が漂う圧倒的な存在感がありました。 園内のすべての鳥が物語に登場する架空の鳥のように珍しいので、子供達は食い入るように見入っていました。
 
 ハゲコウは、ケニアのナイロビ市内でも街路樹頂上によくとまっていました。巨大な鳥が樹上に4、5羽もとまっている様子は、まるで人が立っているように見えて、ギョッとしたものです。
 
 自宅があるジャカルタ市内カサブランカから高速道路を使って約30分。100ヘクタールを超えるだだっ広い敷地にインドネシアの代表的な民族の家屋が建ち並び、その珍しい形と原色を使った壁面の模様に驚かされます。

 建物の中はクーラーもないのに、ひんやりとしていて、快適でした。日差しは遮るけど、風は吹き抜ける窓や、高床の構造がインドネシアの気候にピッタリなのでしょう。

 とにかく敷地がものすごく広いので、車やロープウェイで移動しないといけません。

 敷地内にはサボテン園やハーブ園、ボート遊びができる広い池(インドネシアの島々を縮小していることがロープウェイ上空から分かりました)などなどがあります。

 あまりに広く、しかも入口にも各設備にもパンフレットらしきものがないので、全体の様子も覗うことすらできません。後になってインドネシアに詳しい方から聞いた話ですが、映画館横の事務所に行けばパンフレットをもらえるそうです。無制限に配ってもゴミになるだけだから、設置していないんじゃないかな?ということです。

 朝10時に到着して、すでに真昼間の暑さで、熱射病寸前のクラクラでした・・・。
 
 ジャカルタに越してきて、やっと2か月経ちました。家族のうち誰かがきっと病気になるだろうと、日々覚悟をしつつ、緊張して生活してきました。
 といいますのも、4年前にケニアに越した当初、ちょうど2か月目位に私が原因不明の突然の嘔吐と高熱で、出産以来生まれて初めての入院をナイロビで経験したからです。針の穴が容易に確認できるほどの太い点滴針を手の甲に打たれて、また、抗生物質の点滴が体に沁み入るのがジンジンジンと感じる、どうしても退院したくなるほどの痛い思いをしたからです。

 少しずつ生活に慣れるにつれ、ここで気を緩めたらいけないと何度も自分に言い聞かせて、子供達にも普段以上に健康管理に気をつかいました。ジャカルタの生活のスタートは、そろりそろりと注意深く、それでいて途上国ならではの起こりがちなハプニングには、、さほど驚くことなく向き合えたように思います。
これは、「ハクナマタタ(なんとかなるさ)」が口癖のケニアと「なんくるないさ~(なんとかなるさ)」が口癖の沖縄で生活した経験から、私達家族に知らずと身についていた幅広の許容のお陰かも知れません。

 今日はジャカルタで迎えた大晦日。
 お友達に「ラッパパーティー」に誘われて、行ってきました。ジャカルタでは新年を迎える午前12時にお祝いのラッパを皆で吹くという習慣があるそうです。路上ではこの時期になると、ラッパの出店が多く立ち並びます。  
 子供達は紙製のラッパを抽選で一個ずつもらい、夜の12時まで待つ訳にはいかないので、お昼の12時に一斉にプープー、ビーブー吹いて、それはそれは賑やかでした。

 3歳の次女ナナはラッパの抽選で1等引き当て、自分の背丈ほどの大きなラッパをもらいました。そして、もう一つのお楽しみ、お菓子の抽選でも、なんとナナは一等を引き、一番最初に貴重な日本のお菓子ハイチュウを選ばせてもらいました。
 邪心のないナナが引き当てた二度の1等!!ラッキーなナナにあやかって、2009年も穏やかな実り多い年になるといいなと思います。
 
 皆様、どうぞよいお年をお迎えください・・・。
 
 
 ジャカルタ市内の中心部の道路で、記念撮影です。政府の決まりで月末の日曜日はいつも、歩行者天国になるのですが、ほとんど、だーれもいなくなるので、不気味です。

 歩行者天国の理由は「車の排気ガス削減のため」とか言われています。ジャカルタ首都圏は人口2000万人以上で、いつも市内は車の大渋滞が起き、排気ガスもものすごいためです。

 でも、実際のところ、この歩行者天国の為に、周辺の道路が異常な渋滞と化しているだけです(苦笑)。

 歩行者天国だからといって、道路を悠々と歩く人は全くいないし、いつもなら渋滞している車に近寄ってくる物売りの人たちも、もちろんいません。

 ものすごくシーンとしていて、「地球上には今、私たち家族だけ?みんな一体どこに行ったの?」と不思議になるほどでした。
 
 
 アパートのすぐ裏に地元の市場(パサール)があります。新鮮で驚くほど安い、果物やお野菜が並んでいます。
 お手伝いさんのムナさんにランチを買うついでに、「マンガ(マンゴー)を5個とマンギス(マンゴスチン)を3個買ってきてください」とお願いしました。
 マンギスは初めてだったので、味見程度にちょこっとのつもりだったのですが、なんとムナさんはマンガを5kg、マンギスを3kgも購入してきてくれました。私が言葉ができない理由もあるでしょうが、メモにイラストを描いてばっちりと思っていたのに、大失敗。一個二個のお買い物は、日本人的だったのでしょうか・・・

 大量の果物にまず驚いて、その値段にもまたまたびっくり!なんと、マンギスは1kg7000ルピア(日本円で約70円)マンガは1kg5000ルピア(日本円で約50円)だったのです。

 前置きが長くなりましたが、このマンギスの果実の美しさ、美味しさはなるほど女王と呼ばれるにふさわしい!!と叫びたくなるくらいのおいしさでした。

 手のひらにコロンと丸い実の皮は栗の鬼皮のように固く、包丁で注意深くぐるりと力を入れて切り込みを入れると、皮の内側はコルクのような分厚い皮があります。まるで、デリケートで淡いピンクの女王の身を守るように・・・。

 切り込みからパカッと皮を割ると、つるんとした実がみかんの房のようにかわいらしく並んでいます。
 香り高くほんのり甘酸っぱくて、ジュワッと果汁いっぱい。舌触りはフワフワッと柔らかで、見た目も味も、冷凍でないフレッシュのマンギスは、家族みんな大納得の女王様です。

 ただ一つ不満があるのは、小ぶりの果物ながら、大きな梅干しの種のような種が2~3個あることです。
種のない房に当たった時はラッキー!種が入っていたら、種をしゃぶるように実を食べるので、ちょっと損した気分です。 それでも、やっぱり美味しい美味しいマンギスです。

 果物の女王様を食べて上機嫌の長男ハルは、なんとしても次は果物の王ドリアンを食べてみたい!と言いだしています。 
ぷろふぃーる
HN:
ふっちんち
性別:
女性
自己紹介:
 ☆ 2012年1月3日 ☆
 ケニアからインドネシアへ、そして私達の母国、日本に戻ってきました。

◎当ブログの画像に関する著作権は    『南色日和 ポレポレふっちんちケニア生活』に属します。 

忍者ブログ無料版は広告が入るようになりました(泣)
私が貼り付けたものじゃないのですぅ・・・読みにくくて悲しい・・・
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