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 2012年1月からインドネシアから横浜に本帰国して暮らしています。パパ、小4のハル10歳、小2のネネ8歳、ナナ6歳の5人家族です。  04年から07年まで過ごしたケニア・ナイロビ生活、08年から11年末ジャカルタ生活。  ポレポレ&ティダ・アパアパに生活しています。                                        『記事のタイトルをクリックして、コメントを送っていただけたら、嬉しいです』
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  ケニア南部の海岸にある街モンバサは今、夏真っ盛りで、欧米からの観光客らでいっぱいでした。私たちもプールやビーチで泳ぐのに飽きると、小型のダウ(スワヒリ語でダウとは船のことだそうです)に乗りこんで、午前の引き潮の時だけ沖合に出現する、さんご礁の島に出掛けました。 乗りこんだダウは、マンゴーの大きな木をくりぬいただけの、全長約3m程の小さな木くり舟。 古代から全く同じような舟に乗っていたんだろうな~っとロマンも満喫できて最高!
 船頭で初老のサリムさんは出発早々、こちらが尋ねてもいないのに「このダウに乗るのを怖がる観光客も多い。でも、これまで25年、何もトラブルはなかったし、一度も沈没したことないから大丈夫だよ」と自信満々に語るので、「え? みんなは乗らないものなのか」と逆に少し不安になりました(汗)。 モンバサの海はエメラルドグリーンの色に輝き、とてもきれいでしたが、すごく遠浅で、余りに浅すぎてダウが何度も座礁しそうに。 サリムさんは途中、大きなウニや、赤と灰色のウルトラマン模様のヒトデ(ちょっと日本では見なさそうな…)、タコの赤ちゃんなどを捕まえてくれ、子供たちは大喜び。夫は「醤油とワサビ~」と叫んでいました。
 
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nana syprose ナイロビの住環境は素晴らしいです。国連や外国大使館の多い東アフリカの中心都市だからか、外国人用の住宅がかなりあります。日本人も含め多くの外国人が、広い庭のある一軒家や広い敷地内のフラット(アパート)に住んでいます。 問題は治安です。我が家のあるフラットでは、門は二重で、訪問者は必ず止められて身元を確認されます。お手伝いさんらも仕事の後、門を出るときに必ずバックの中身をチェックされるほど。敷地の周囲には高い塀があり、塀の上には電気バリアもあります。 夜間、警備員と犬が敷地内をぐるぐる歩き回っていますし、寝室にはパニックボタン(緊急用呼び出しベル)があり、いつでも警備員を呼べるようになっています。 それでも、2年前には強盗が3度も入りました(どうも警備員が手引してたらしい…)。また、敷地のすぐ外で強盗と警察の撃ち合いがあり、流れ弾が我が家の下の階の部屋に飛び込んできたこともありました。
 そうは言っても、普段は平和そのもの。子どもたちは敷地内の公園やプールで遊び、大人もジムやウォーキングを楽しんでいます。カゴの中の小鳥のような気持ちも多少しますが…。

 写真は1才のナナと、お手伝いさんのうちの1人シープローズです。彼女は21才で、ケニア西部ニャンザ出身(エイズ感染率の高い地域で有名)です。両親を亡くした彼女は、我が家に働きに来た当初は、表情がすごく暗く、声のトーンも低くて、本当に大丈夫かな…と心配になりました。でも、子どもたち3人の面倒で毎日忙しくしているためか、今ではずいぶん明るくなり、子どもたちのいいお姉さん的存在になってくれています。よかった、よかった… 

inu ナイロビではドライブ中、色んなものが買えます。車と車の間に物売りのお兄さんたちがずらっと列び、車の停車時やスピードが落ちた時などに、商売が始まります。新聞や工具セット、子供のおもちゃ、ジャケット、絵画、花束、凧(たこ)、子犬、子うさぎ、ピーナッツ、バナナなんか一本売りからです。とにかく何でも売っていて、見ているだけで楽しいです。おもちゃに子供が目を奪われると、すぐに彼らは察知して、車が走りだしても、後ろを走ってついてくるほど。いつも、子供の視線に気を付けなくちゃいけません。 
 写真は子犬です。売れないとすくすく育って大きくなっていくので、毎朝、子犬の成長をみるのがちょっと楽しみだったりします。でも、すごく大きくなったら売れないだろうな…そのとき、どうするのかな、と少し不安だったりします。 
 アフリカンアートに夢中なのは私ではありません。東・中央・西アフリカなどの各国に出張の多い夫は、出張から戻ると、決まっていつもすまなそうに、バックから頑丈に包まれたアフリカンアートを1つ取り出すのです。 マスク(お面)、木彫りの置物など、色も形もさまざま。 よく日本ではアフリカをひとくくりに考えがちですが、隣国のものでも本当に全然違っていて、その多様性に驚かされます。
 でも、私には正直、価値の分からないものばかりで迷惑なんですが…。 この品々、日本にもって帰るつもりみたいですが、日本の住宅事情で段ボールから出される日はいったいいつになることやら。 
 写真は彼のお気に入りの、コートジボワールのマスクなどです。
ohanaya  ケニアの暮らしで本当に嬉しいことの1つは、花がすごく安く買えることです。その品質はとてもよくて、バラやガーベラ、ユリ、ひまわり、金魚草など種類も様々。欧州経由で日本にも輸出されているそうです。 ナイロビでは、バラ20本一束で150円ほどなので、ついつい外出すると買ってしまいます。 家の中に花がたくさん飾れるのって、日本ではぜいたくですよね。 でも以前、タクシードライバーのフランシスさんに「植木を買いたいけど、あなたが買うならどこで買う?」と尋ねたら「俺なら買わない。花はどこにでも咲いてるし、食べれないから」と、つれない返事。我が家のドライバーのモリスさんも「カメレオンは食べられないから、興味ない」とか言ってたなあ…。  彼らにとって、食べられるか食べられないかが、最重要ポイントなのかもしれません。 まあ、ナイロビの場合、花をわざわざ買って自宅に飾らなくても、街のあちこちに巨大な木々の葉が青々として美しく、ブーゲンビリアの大木も見事な濃いピンク色の花を満開に咲かせてくれて、とてもきれいですけれども。

 ケニアの結婚式に一度、招待されたことがあります。20代の若い夫婦にはすでに3歳の子供がいて、奥さんのお腹には2人目が宿っていました。結婚式を挙げる資金を親せき中から集めて、やっと式の日を迎えることができたそうです。新郎はカンバ民族で、新婦はメルー民族。 新郎はヤギを何匹か新婦の家に納めないといけませんが、最近はヤギの代金だけ渡すのが主流みたいでした。 大きな教会で来客50名以上集まる中、当時、ケニアで人気NO1だった車RAV4をわざわざレンタルして、新郎新婦はかなり遅れた時刻に、ド派手に登場しました。 家族からのプレゼントは、クッカー(電気調理器)。 でも大きすぎて今借りている家には入らないので、家を移らないといけない・・とか。 ケニア国内へ新婚旅行にも行くなど、超々、豪華な結婚式でした。 もっと、地道に節約したらいいのにと思うのですが・・、明日どうなるか分からないアフリカの常なのか、貯金の習慣が弱いためか、どうも、有り金をパアっと使って楽しんでしまうケニア人が多いような気がして、いつも考えさせられます。
 ちなみに、我が家のお手伝いさんとドライバーさんの既婚者2人にも、結婚式のことを尋ねると、そんなのやるわけないじゃない、当然でしょう、といった表情で否定されました。聞いて、ごめんね…。ケニア人の間の貧富の差には本当に大きな差があります。でも給料これ以上、上げるのは無理です、ごめんなさい。

 ちなみに、 私は3人姉妹の三女なのですが、今日は2番目の姉の紙(かみ)婚式です。1年が過ぎるのは何と早いことでしょう。姉夫婦がこれからも仲良く、今と変わらない気持ちでい続けてほしいなと願います。そして、2月3日は長女の結婚記念日でした。結婚16年目くらいでしょうか…すごい。
 

マーガレット お手伝いさんの1人、マーガレットさんです。子供5人を育てたケニアの肝っ玉ママって感じの貫録があり、私も時々、小言を言われます。 決して物など盗みませんし、一歳のナナもすごくなついていて、信頼しています。 先週末、末の娘さんがマラリアにかかり、看病のため1日お休みしました。地元の人は、おう吐と関節の痛み、高熱などがあると、すぐにマラリアになったと言います。 ほとんど日本での風邪と同じぐらいの頻度です。 ナイロビ市内は高地なので、マラリア蚊(ハマダラカ)はいませんが、彼女らの実家のある田舎にはマラリア蚊はふんだんに存在し、子供の頃にかかった後、体内にマラリア原虫が潜んでいるみたいで、時々ぶり返すみたいです。夫によると、ハマダラカに刺されてもマラリアにかかるのは300回に1回程度と言うのですが・・・。

 ケニアにも美白クリームが各種売られています。 School が始まる前にはスーパーで山積みです。ナイロビに住む日本人女性の間で密かに話題となっているのが、unilever社のFair&Lovely 。 日本円で100円くらい(50mg)のものからあります。中でもFair&LovelyのSilver と言うものが効くという噂なのですが、私はいまだ現物に出逢ったことがありません。仕方なくハーブ入りのものを使って、すでに2週間過ぎましたが、効果は実感できません。赤道直下の厳しい日差しにさらされる中、いつか効果がでたらと信じて、せっせと塗り続けているのですが・・。 でも、不思議なのは、地元のケニア人の娘さんたちも、やっぱり美白クリームって使っているのでしょうか? それともインド系の人たちだけなのでしょうか? 「黒人」と日本では一口でくくりますが、実際には顔色は民族ごとに様々です。スーダン南部の人たちは黒檀のような真っ黒い肌ですが、ケニアの民族キクユなんかは明るい茶色ですし。印象も全然違います。長男のハルは、地元の人の肌の色を必ず「ブラウン」と言い、「ブラック」とは言いません。それはともかく、どうも黒人の間でも、明るい茶色の顔色をした娘さんの方が「色白」として、モテるみたいです。 

 ハルの幼稚園のお友達でインド系ケニア人のママから頼まれて、彼女のお宅で巻き寿司の作り方を教えることになりました。 住み込みのコックもいるのに、私でいいのかな?と恐縮しながらも、アボガドや卵、人参、きゅうり、レタスなどを巻きました。 お料理をしている間、ハルとネネはお友達のケイスや妹のケイリンと庭で大きな番犬を追いかけて遊んでいました。 日本食はナイロビでも人気があり、近ごろは寿司用の海苔も手に入るようになったせいか、たまに教えてほしいと頼まれるのです。 日本ではほとんど作ったりしないものでも、ケニアの生活の中で日本の味が恋しくなると、懐かしい味に少しでも近づけようと、現地調達できる食材などを駆使して試してみることもあります。
 この家の隣はなんとケニアのキバキ大統領の家(新築中)で、巨大な敷地の周囲には門が数カ所ありました。 各門にはライフル銃を持った警備員が3人ずつ立って警戒していました。 でも、まだ大統領は引っ越してきていないんですけど・・・。 こんな様子も、治安が悪いケニアならでは、ですね。

 残念なニュースが入ってきました。今日の昼間、ナイロビ市中心部から20km行った郊外の路上で、アメリカ大使館員の人が運転する車がカージャックに遭いました。カージャックだけなら、市内でもよくあることなのですが、そのアメリカ人5名のうち、2名の女性が射殺されたのです。犯人から降りろと言われた際、降りるのが遅れたらしく、気が焦っていた犯人らに撃たれたのです。 現場はナイロビから、カバが間近に見られて、水上サファリなどで有名なナイバシャ(私たちも3回行きました)に行く途中の道路で、普通にみんなが利用する道でした。ナイバシャは気軽に出掛けられるリゾート地で、とても身近だったので、このニュースはショッキングでした。車はトヨタのプラドで、ナイロビでは人気車。カージャックに狙われやすい車と言われていました。

 今朝、幼稚園に行く途中、とうとう我が家の車が止まってしまいました。前任者から引き継いだ、古い日産サニー。 普段から問題の多い車だったけど、カージャックの危険の多いナイロビでは、まず狙われないだろう…という安心感からも親しみのある車でした。幼稚園の約300m手前で止まってしまったので、仕方なく私とハルネネは歩くことに。 ローカルな道を歩くのは、実はこれが初めて(ナイロビでは危険なため、すべて外出は車でしています) 子供の手を引き、敷地内でない道路を歩く気持ちよさ! いつも車中から見ている景色を新鮮に眺め、全身にアフリカを感じながら歩きました。 子どもたちも気持ち良かったらしく、「雲が全然ないね~」と空を見上げて感動し、「これからは歩いて幼稚園に行きたい!」とまで言っていました。 問題の我が家のサニー、修理に数日かかるため、代車のトヨタカローラがやってきました。なぜか、代車の方が美車! ハルはナイロビで一番人気のトヨタだと喜び、この車に変えたいよ~とパパに電話して頼み込んでました。 「日本に戻ったら大きめの車を買おうね…」とパパが返事したら、ハルは「でもパパ、日本にトヨタはあるの?」と怒り出しました。 「あるよ、トヨタは日本の車会社だよ」と説明しても納得せず、「でもパパ、大きなトヨタはあるの?トヨタにもいろいろあるんだよ、色も形も…」とぶつぶつ文句を続けるハル。 6月に日本に約3年ぶりに帰国したら、いろいろ驚くだろうね。

ぷろふぃーる
HN:
ふっちんち
性別:
女性
自己紹介:
 ☆ 2012年1月3日 ☆
 ケニアからインドネシアへ、そして私達の母国、日本に戻ってきました。

◎当ブログの画像に関する著作権は    『南色日和 ポレポレふっちんちケニア生活』に属します。 

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私が貼り付けたものじゃないのですぅ・・・読みにくくて悲しい・・・
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