2012年1月からインドネシアから横浜に本帰国して暮らしています。パパ、小4のハル10歳、小2のネネ8歳、ナナ6歳の5人家族です。
04年から07年まで過ごしたケニア・ナイロビ生活、08年から11年末ジャカルタ生活。
ポレポレ&ティダ・アパアパに生活しています。
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体罰が禁止されているケニアでは最近、小学校で悪いことをした子供らを罰する不思議な教育方法があるそうです。 余りに不思議なので、ここに紹介して、皆さんのご意見を伺いたいなあ、と思います。
じつは今日、ケニアの小学生に、日本の芸術や伝統を紹介する催しが、ナイロビの日本大使館でありました。 私は日本人会コーラスグループ「マライカ(天使)」に所属しておりまして、生徒たちの前で、「春の小川」など四季の唄を歌いました。地元のテレビ局クルーも来て取材!するなど注目度もバツグン??でした。
その際、不思議に思ったのですが、ケニアの子供たちは日本では考えられない程、お行儀良く、真剣な表情で聞いていました。 10才位の子供って、こんなにお利口さんでしたっけ? 確かに、我が家のお手伝いさんのマーガレットの子供たちも、5人とも、とてもお行儀が良かったし。 我が家の子供たちとは正反対…。
それで、マーガレットに、子供たちのしつけが良い理由を尋ねたところ、ケニアの小学校での不思議な『おしおき』の話を教えてくれたのでした。
担任の先生はみんな、小さな木製の玉を1つずつ持っているそうです。何か悪いことをした生徒に、その玉を手渡します。 「え、それだけ?」と拍子抜けしますが、その生徒は玉を他の生徒に知られないように、こっそりポケットに入れ、他に悪いことをした子供を見つけたら、その子に玉を渡すのだそうです。 ナニ? 何かのゲーム?って感じですよね。
そんなことを繰り返し、学校が終わったとき、先生はその日、玉をもらった生徒たちを教室の前に並ばせます。 そして、生徒に棒を渡し、自分で自分を罰として叩かせます。その後、自分以外の悪いことをした生徒たち全員をも棒で叩かせるそうです。それって集団リンチ?
叩く力もそれぞれで、優しい子は手加減して友達を叩き、そうでない子は力いっぱい叩くとか…。 とにかく、悪いことをした子供が多ければ多いほど、自分が叩かれる回数が増えるという不思議な罰の仕組みなのです。
うーん…。 これって一体どういう意味があるのでしょう? マーガレットは子供同士で叩く方法は、友達を良い子にするために叩くのだから、良いことだと話します。 それに、先生が自ら手を下さないので、教育委員会も「多い日も安心」って感じなのでしょうか?(笑)
でも、私はこの話を聞いたとき、「ケニア人は決してケニア人を信用しない」という、ときどき地元で聞こえてくる話を思い出しました。 例えば、うちの運転手さんのモリスも「俺はケニア人を信用しない。信用できるのは家族だけ。たとえ、兄弟でも密接に連絡していない兄弟は信用できない」と断言するほどです。
アフリカ各地に出張する夫も、よく「アフリカの最大の問題は、経済や政治の貧困じゃない。 社会生活の中で、人々がお互いを全く信用しなくなっていることや、モラルの低下の方だ」と言います。
子供たち同士でお互い監視させるというのは、本当に良い仕組みなのかなあ? 友達との信頼関係を築くことを学ぶ大切な時期なのに、と私はちょっと複雑な気持ちになりました。
じつは今日、ケニアの小学生に、日本の芸術や伝統を紹介する催しが、ナイロビの日本大使館でありました。 私は日本人会コーラスグループ「マライカ(天使)」に所属しておりまして、生徒たちの前で、「春の小川」など四季の唄を歌いました。地元のテレビ局クルーも来て取材!するなど注目度もバツグン??でした。
その際、不思議に思ったのですが、ケニアの子供たちは日本では考えられない程、お行儀良く、真剣な表情で聞いていました。 10才位の子供って、こんなにお利口さんでしたっけ? 確かに、我が家のお手伝いさんのマーガレットの子供たちも、5人とも、とてもお行儀が良かったし。 我が家の子供たちとは正反対…。
それで、マーガレットに、子供たちのしつけが良い理由を尋ねたところ、ケニアの小学校での不思議な『おしおき』の話を教えてくれたのでした。
担任の先生はみんな、小さな木製の玉を1つずつ持っているそうです。何か悪いことをした生徒に、その玉を手渡します。 「え、それだけ?」と拍子抜けしますが、その生徒は玉を他の生徒に知られないように、こっそりポケットに入れ、他に悪いことをした子供を見つけたら、その子に玉を渡すのだそうです。 ナニ? 何かのゲーム?って感じですよね。
そんなことを繰り返し、学校が終わったとき、先生はその日、玉をもらった生徒たちを教室の前に並ばせます。 そして、生徒に棒を渡し、自分で自分を罰として叩かせます。その後、自分以外の悪いことをした生徒たち全員をも棒で叩かせるそうです。それって集団リンチ?
叩く力もそれぞれで、優しい子は手加減して友達を叩き、そうでない子は力いっぱい叩くとか…。 とにかく、悪いことをした子供が多ければ多いほど、自分が叩かれる回数が増えるという不思議な罰の仕組みなのです。
うーん…。 これって一体どういう意味があるのでしょう? マーガレットは子供同士で叩く方法は、友達を良い子にするために叩くのだから、良いことだと話します。 それに、先生が自ら手を下さないので、教育委員会も「多い日も安心」って感じなのでしょうか?(笑)
でも、私はこの話を聞いたとき、「ケニア人は決してケニア人を信用しない」という、ときどき地元で聞こえてくる話を思い出しました。 例えば、うちの運転手さんのモリスも「俺はケニア人を信用しない。信用できるのは家族だけ。たとえ、兄弟でも密接に連絡していない兄弟は信用できない」と断言するほどです。
アフリカ各地に出張する夫も、よく「アフリカの最大の問題は、経済や政治の貧困じゃない。 社会生活の中で、人々がお互いを全く信用しなくなっていることや、モラルの低下の方だ」と言います。
子供たち同士でお互い監視させるというのは、本当に良い仕組みなのかなあ? 友達との信頼関係を築くことを学ぶ大切な時期なのに、と私はちょっと複雑な気持ちになりました。
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ぷろふぃーる
HN:
ふっちんち
性別:
女性
自己紹介:
☆ 2012年1月3日 ☆
ケニアからインドネシアへ、そして私達の母国、日本に戻ってきました。
◎当ブログの画像に関する著作権は 『南色日和 ポレポレふっちんちケニア生活』に属します。
忍者ブログ無料版は広告が入るようになりました(泣)
私が貼り付けたものじゃないのですぅ・・・読みにくくて悲しい・・・
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