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一日のプアサの明ける夕方6時から翌朝4時までを「ブカプアサ」と言います。
ブカプアサを祝い、人々は翌日に備えて腹もちのいい食事やご馳走を食べ、翌日には早起きして朝4時までに飲み食いするそうです。食糧の消費量が減るどころか、増える傾向があるとも言われています。想像しただけでちょっと胃が悪くなりそうです・・・。
「ブカプアサ」用の食べ物を市場で買い物をしてから、お手伝いさんのムジさんが出勤してきました。ついでに私にもテンペを買ってきてくれました。
(出来たてテンペはホカホカ、最高~!)
ムジさんの今日のブカプアサ用の食べ物はフルーツ「ティムンスリ」。見た目は細長いバンビメロンです。
興味津々の長男ハル(9才)に少しおすそわけしてくれました。
よーく熟したティムンスリをスプーンですくって、氷とシロップをかけて食べます。種からしてメロンの一種には間違いないのですが、触感がモソっとして、ふわっと柔らかく、繊維は全く感じられないので、粘り気のないバナナのようです。期待していたメロンのような甘味は、あっけにとられるほどありません。淡泊なので、色んな味のシロップで楽しめるのがいいのかも知れません。
この時期、ブカプアサ用におすすめのお野菜が市場に並んでいて、ティムンスリも山積みされています。腹もちがいいと言われるカボチャをココナッツパウダーと煮た「フラック」も好まれているそうです。
まるで「旬の食べ物」のようにブカプアサ用の食料で売り場がにぎわっている半面、困ったことに、この時期は、食品の価格も高騰しています。インドネシア料理に欠かせないチャベ(唐辛子)は、「1万ルピア/kgから3万ルピアになったよ」と先日、タクシーの運転手がぼやいていました。
断食の試練あり、金銭的な苦労あり、なんだか大変そうです。
ケニアからインドネシアへ、そして私達の母国、日本に戻ってきました。
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私が貼り付けたものじゃないのですぅ・・・読みにくくて悲しい・・・