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11日(月)の朝、夫や私の友人らから相次いで電話がありました。 「今さっき、タウンのホテルで爆発があったって…街が大騒ぎになってる」
慌てて、地元テレビをチェックすると、そこには、日本では絶対あり得ないような、生々しい現場の様子が映し出されていました。
夫の会社から200メートルぐらい離れただけの爆発の現場の店の前には、茶色の胴体が転がっています。赤い血液も流れていました。 テレビの映像に釘付けになっていた、お手伝いさんのマーガレットは「あの茶色いのは、Dog(犬) かしら?」と聞くので、私は「多分、Human-being だと思うよ」と答えました。
ケニアの警察は現場保存のため、死体をすぐには移動させたりしません。遺体はしばらく同じ場所に放置されていました。テレビでは、警察が遺体をまたいで店の方に入っていく様子が放映され、周囲に大勢の人だかりもできていて、混乱が混乱を呼んでいるような大騒ぎでした。
ケニアらしく、事件についての情報はすごく錯綜しました。現場も結局、有名ホテルではなく、地元の3流ホテルに近い地元レストランでしたし…。
また、死者数も、1名、2名、5名と、いろいろありました。 犯人像に関しても、ソマリア系の男だったとか、自爆テロだったとか、バスに乗ろうとして乗車拒否されたとか、トヨタに乗って現場に来た、とか、いろんな目撃情報が出ましたが、どれが本当なのか全く分かりません。
「いったい、本当になんなのよ?」と怒りたくなりました!
その後、なるべく外出は避けるように、と在ナイロビ日本大使館から日本人会に警告メールが届きました。
事件の真相は依然よくわかりませんが、どうも自爆テロではないみたいです。 爆弾も小型で、手榴弾ぐらいのものだったようです。
死者数も1人で、負傷者は40人近くだそうです。 実行犯は男2名で、まだ逃走中だとか。 空港行きのバスに乗ろうとして、不審な様子から車掌に断られた説が有力で、夫は手口からみて、ロンドンの爆破テロを真似ようとしたテロ未遂だったのではないか、と推測しています。犯人は現在、警察と抗争中の地元ギャング団「ムンギキ」説が有力だそうです。
ケニアからインドネシアへ、そして私達の母国、日本に戻ってきました。
◎当ブログの画像に関する著作権は 『南色日和 ポレポレふっちんちケニア生活』に属します。
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私が貼り付けたものじゃないのですぅ・・・読みにくくて悲しい・・・